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どんな会社でも、報告・連絡・相談いわゆるホウレンソウはつきものですね。
しかし、多くの会社で
“うちの会社はホウレンソウができてない”ということを耳にします。

何故、ホウレンソウがきちんと実行されないのでしょうか?

管理者の方が、よく「君は、ホウレンソウをきちんとしない。だからこんなトラブルが発生するんだ!」などと部下を叱っている場面を目にしますが、はっきりいってそのような場合のほとんどが、その
叱っている本人が相談を受ける態勢になっていないし、相談に対して聞く耳を持っていません。(これ、私のサラリーマン時代の実感です)

つまり、報告や連絡ばかり求めて、管理職のコンピテンシーである“相談をうける”ということに対して
自覚がないか、又は準備が足りていません

だから、部下はイヤになって、報告や連絡も必要最低限にしてしまうのです。

今も昔も、部下からみた場合の良い上司とは
“頼りがいのある上司”だそうです。

そこで、就業規則にこのように規定します。

報告・連絡・相談の義務)
第○○条 1






従業員は、欠勤、遅刻、早退及び休暇の連絡等の届出事項、並びに仕事の進捗、トラブルの発生、定期報告、定例報告など、その他職務に関連するすべての事項について、必要に応じて、又はルールに従って報告・連絡・相談を徹底しなければならない。

前項の相談に対し、
管理職・管理者は真摯な態度で傾聴し、問題の解決や提案の受け入れを検討しなければならない。また、日頃より、問題解決能力などの相談スキルの向上に努めなければならない。

このように規定しておくと、まず管理職の方が、部下からの相談は、管理職としての立派な仕事であると自覚します。

しかし、せっかく規定しても、運用されなければ、絵に描いた餅です。

そこで、
ホウレンソウ運用の3つのポイントがあります。

ホウレンソウ運用の3つのポイント
まず、管理職の方も相談相手が必要であるということです。管理職の方の相談を受けるのは、
経営者であるあなたです。これをやらずに、管理職に対してのみ相談を受けることを義務付けると、管理職、特に中間管理職は、疲弊してしまいます。(経営者の率先垂範)

二つ目は、この内容を新任管理職に必ず伝えることです。といっても簡単です。この条文だけ抜き取って、昇進辞令に印刷してしまうのです。こうすることによって、今まで現場のプレーヤーだった社員が、
管理職になったことを自覚します。(新任管理職の自覚)

三つ目は、相談業務の実施状況を評価項目に入れることです。賞与や昇進・昇給に関する
評価の対象項目とすることです。(ホウレンソウ評価)最初は、管理職の評価面接を実施する人(部長、取締役、代表取締役等)が、“相談を受けているか?ということを尋ねて、一つ二つ事例を報告させる程度で良いと思います。

運用が定着してくれば、定量的に評価する運用も検討すればよいわけです。


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